■経営指標
交差比率
☆1交差比率の意義

交差比率とは商品や製品を販売する場合の効率性を示す指標です。
具体的には売上総利益率と棚卸資産回転率を掛け合わせたもので以下の算式で計算されます。

   交差比率=売上総利益率×棚卸資産回転率 

  売上総利益率=売上総利益÷売上

  棚卸資産回転率=売上÷(期首棚卸資産+期末棚卸資産)×1/2

☆2交差比率の読み方

販売の効率性を上げるには利益率と回転率を高めれば良いのですが
通常両者は
反比例の関係にあります。

つまり利益率を重視して定価販売をすれば利益率は上がるが回転率
は下がり、
また逆に値引販売をすれば回転率は上がるが利益率は
下がってしまいます。

交差比率とは、この両者のバランスを見る上での指標となります。

☆3経営面での交差比率の活用
  ・売価設定を行う場合の指標になる。
  ・
商品別の交差比率を算出することにより重点販売商品など
   プロダクトミックス
を決める際の指標になる。
☆4ひとこと

交差比率は会社の外部から見た財務指標としても重要であるが、会社
内部から
見た経営意思決定としての指標として活用価値が高いと言え
ます。

但し、交差比率は商品の効率性を示す比率であって必ずしも利益額とは比例しないことにも留意すべきである。


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